松のやの心臓部「セントラルキッチン」

 静岡市の北東部、流通センターを越えてさらに進むと、緑豊かな南沼上の農地帯が現れます。道祖神がたたずむ小道に入りしばらく進むと、そこが松のや専用の加工所。元気なおばちゃんたちが、夜も空けない時間から集まり、お米を研ぎます。獲れたてのにんじんを洗います。お豆を煮ます。ここが「松のや」のすべての料理を担う心臓部「セントラルキッチン」です。

松のやの料理は、全てこのキッチンで生まれます。

 昨日、畑から掘ってきたばかりのじゃがいもは土を落とし、佐藤さんがやさしく茹で始めます。「素材本来が持つ力を引き出すのが料理」と考える佐藤さんは、塩加減を抑えて、味もちょっと薄味に、湯気の立ちのぼる肉じゃがを仕立てます。
 鈴木さんが丹精こめて育てたスルガ甘夏は、2月ともなれば収穫時。昨日運んでもらったスルガ甘夏は、中村さんの手で、香り豊かなゼリーに大変身。
 さて、そろそろ9時。お弁当チームも、おにぎりチームも、出荷前の大忙し。元気なおばちゃんたちの笑い声も途絶えて、皆さん鬼の形相。
 そして、今日の出荷。それと同時に、花の咲いたような笑い声が加工所いっぱいに広まります。スタッフ全員が思うことはただ一つ、一人でも多くの皆さんに私たちが造った松のやの商品をお食べいただきたい。ただそれだけです。

新鮮な素材から、仕込み・調理・盛り付けを全て手づくりで。

 松のやの商品は、すべて手づくり。新鮮な素材の土を落とし、きれいに洗うところからスタート。素材を切ること、煮ること、揚げること、すべてスタッフの手作業です。
 梅雨の足音が聞こえてくる頃、収穫した新鮮な梅をスタッフが漬け、梅雨が明けたら天日に乾かし、お米に合う梅干しに仕上げます。
 早春は、スタッフが竹山に入ります。そして、ほんの少しの土の盛り上がりを見逃さなければ、素敵な柔らかい竹の子に出会えます。茹でられた竹の子は、春のお弁当の片隅を彩ります。
 ある日、豆腐ハンバーグ担当のスタッフが少し悩んでいました。どうやらお客様から「いつもと味が少し違う」とご指摘を受けたとのこと。当のスタッフよくよく考えてみるに、その理由が分かったようです。当日は、朝からご主人さんと大喧嘩。いつの間にか、味付けにもこれが影響してしまった様子。これは反省、反省、大反省。
 すべてが手づくりだからこそ、作り手の心が味にも影響してしまう。気をつけなければいけないと調理スタッフ全員で反省しました。
 手づくりの怖さと、楽しさを毎日実感しております。

松のや店舗
松のやについて

静岡市役所目の前。青葉公園に面した立地で、手作りのおにぎり・お惣菜を販売しています。農家さん直送の野菜販売も。皆様のお越しをお待ちしております。

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セントラルキッチン
セントラルキッチンについて

静岡市の北東部、流通センターを越えてさらに進んだ先にある松のや専用の加工所「セントラルキッチン」。とれたての素材を使い全ての料理を担う心臓部です。

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松野産野菜
松野地域と食材について

静岡市の北部、安倍川の上流域にある松のや発祥の地「松野地域」。松のやに食材を提供頂いている農家さん・生産者の方々をご紹介しています。

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